フランス語の「黙字」で詰まらないコツ – 音から覚えると一気にラクになる

1 Jan 28, 2026

フランス語の黙字って、「紙では知ってるのに、ポッドキャストだと完全にスルーする」現象の元凶です。beaucoup を覚えたのに、耳には「ボコ…?」みたいに聞こえて、脳が「すみません、その人は初対面です」ってなるやつ。

フランス語を「だいたい予測できる言語」にしたいなら、新しい単語は 音+意味+つづり(この順番) で覚えるのが近道です。だから「黙字」と「音声(audio)」は、同じ文に入れて語るべきなんですよね。

本当の敵は黙字じゃない – 黙ってる学習グセ

多くの人は最初の外国語を「読む」ことで覚えます。なので反射で、文字を見て音を推測して先へ進みがち。フランス語でそれをやると、頭の中にだけ存在する「幽霊の発音」が育ちます。

すると、だいたいこの3つが起きます。

  1. 聞いたときに認識できない(頭の中の音と違うから)。
  2. つづり通りに発音してしまい、通じるけど相手が一瞬だけ余計に頑張る。
  3. 「え、私この単語知ってたっけ?」と自信が消える(知ってるけど“音”として知らないだけ)。

根っこから直すなら音声です。最初から正しい音をくっつければ、黙字は怖いものじゃなくて「パターン」に変わります。

まず現実確認 – フランス語の「黙字」って何?

フランス語の「黙字」は、正確には「だいたい黙るけど、時々起きる」です。文字はこんな動きをします。

  1. その位置ではほぼ常に発音しない(特に語尾)。
  2. リエゾン(liaison)で次が母音で始まるときだけ発音する。
  3. 単語では黙るのに、関連語(同じ語族)では聞こえる。
  4. 文字そのものを言うのではなく、音を示すスペルの一部になる(鼻母音など)。

だから目標は「ルールを100個暗記」ではなく、まず単語ごとに強い“音の記憶”を作って、あとから「あ、これがあのパターンか」と理解を追いつかせることです。

語尾の罠 – だいたい発音しない終わりの子音

フランス語は、語尾に子音が付いていても発音しないのが好きです。つづりに頼ると、そこで盛大に言い過ぎて、頭の中に間違った音声ファイルが保存されます。

よくある黙りがちな語尾はこんな感じです。

  1. 語末の -s, -t, -d, -x, -p, -g(例外もあります)。
  2. 動詞の語尾 -ent(多くの活用で黙ります)。
  3. 複数形の -s や -x(会話では基本黙ります)。

実用ルールでいくならこれでOKです。新しい単語に出会ったら、最後の子音はまず疑う。音で確認するまで信用しない。

「語族」で覚えると強い – 黙る文字が役に立つ瞬間

フランス語のつづりは、歴史と親戚関係を保存しがちです。つまり、ある形では黙っている文字が、別の形では聞こえたりします。

単語をバラバラに覚えるより、「家族」で考えるのがコツです。音で覚えた単語に、あとから関連語が増えると、つながりが「混乱」ではなく「ヒント」になります。

音から入る(audio-first)学び方だと、つづりで無理やり音を説明しなくていいので、まず音のパターンを拾って、つづりは後から追いつきます。

リエゾン – 眠ってた文字が急に起きるやつ

リエゾンは、普段は黙っている語尾の子音が、次の語が母音で始まるときに橋渡しみたいに発音される現象です。これが、フランス語の聞き取りが「ぬるぬる」して感じる大きな理由。

語彙学習のポイントはシンプルで、リエゾンあり・なしの両方で同じ単語だと認識できること。できないと、実際の会話で取りこぼします。

イメージはこれ。

  1. 辞書形は1つの音。
  2. つながった話し方では「橋」の子音が足されることがある。
  3. どっちも普通のフランス語。

全リエゾン規則を暗記する必要はありません。音声で耳を慣らして、「新しい音のバリエーション」を「新しい単語」と勘違いしない訓練が大事です。

音じゃないのに面倒な h

フランス語の h は基本黙ります。厄介なのは発音じゃなくて「ふるまい」です。

母音で始まるみたいに振る舞って、リエゾンやエリジオン(elision)が起きる単語もあれば、起きない単語もあります(いわゆる aspirated h ですが、英語の h みたいに息を出す音ではありません)。

学習者としては、これも音声が効きます。単語を辞書の見出しで孤立させるより、フレーズの塊で覚えた方が安全です。

地味に強い敵 – 消える e

フランス語の e は、速い会話だと弱くなったり消えたりします。だから学習者が「読めるのに聞けない」と言いがち。

文字だけで覚えると、すべての母音が毎回きちんと存在する前提になります。でも実際のフランス語は、わりと平気で消えます。

音声で先にリズムを受け入れておくと、だんだん聞き取りがラクになります。聞けるようになるのは、単語の知識よりも「リズムへの慣れ」が大きいです。

鼻母音 – 文字を“言う”んじゃなく音が変わる

フランス語には鼻母音(nasal vowels)があって、特定の綴りが「その音」を作ります。文字を1つずつ発音するものではなく、まとまって1つの音のサインです。

ここを文字読みでやると、存在しない子音を足してしまいがち。音声で最初から正しい音を保存しておけば、つづりは罠ではなくラベルになります。

よくあるミスと、考えすぎない直し方

「発音はあとで」

あとでが永遠に来ないか、来ても“矯正費”が高いです。新しい単語はまず音を聞いて、声に出して真似する。それだけで変な幽霊発音を防げます。

「読む回数が多すぎて、文字の発音がデフォになる」

10回読んで1回聞くと、残るのはだいたい読みのほうです。比率をひっくり返して、まず聞く、次に読む、できればもう一回聞く。

「文の中の音を知らない」

フランス語はつながると形が変わります。リエゾン、消える母音、リズム。単語だけじゃなく、短い例文を音声つきで1つ覚えるのが効きます。

「1つの形でしか認識できない」

きれいな辞書音は分かるのに、速い音が別物に聞こえる。時間を空けて繰り返し、違う文脈でもう一度会う。間隔反復(spaced repetition)がまさにこれに向いています。

My Lingua Cards はこの考え方に合わせて作られています。音声つきのスマートなフラッシュカードと間隔反復で復習を自動で回しつつ、学習言語→母語と母語→学習言語の両方向で練習できるので、「読める」だけじゃなく「使える」単語になっていきます。

フランス語語彙を“音から”定着させる方法

毎日できるくらいシンプルで、リスニングと発音をちゃんと変えてくれる流れです。

最初の接触は音だけ(5–10秒)

つづりを見る前にやります。

  1. 音声を再生する。
  2. 声に出して真似する。
  3. 音そのものより、リズムと強弱をコピーする。

「ちょっと恥ずかしいな」と感じたら、だいたい合ってます。口がフランス語に慣れてる途中です。

意味を入れたら、また音に戻る

意味が分かったら順番はこう。

  1. もう一回聞く。
  2. もう一回言う。
  3. それからつづりを見る。

これで、つづりが脳を乗っ取るのを防げます。

短い例文を1つ(リアルで使えるやつ)

目標は「辞書として完璧」じゃなく「会話で認識できる」です。

  1. 自分が言いそうな短文を選ぶ。
  2. 例文の音声を聞いて、丸ごと真似する。
  3. どこが消えるか、どこがつながるかに気づく。

この段階で、リエゾンや消える母音が「理論」から「体感」になります。

間隔反復で“音の記憶”を生かし続ける

フランス語の発音は、1回覚えて終わりじゃありません。ちょうどいいタイミングで戻ってくる必要があります。

良いフラッシュカードの仕組みは、これをやってくれます。

  1. 音が薄れる前に単語を連れ戻す。
  2. つづりではなく、意味に発音をくっつけたまま維持する。

My Lingua Cards では、単語がレビューサイクルで何度も戻ってきます。さらに後半では逆方向(母語→フランス語)の練習も入って、単語が受け身の知識からアクティブな想起に移っていきます。

今日やること(15分、肩の力なし)

フランス語の新しい単語を 8–12 個選んで、こうします。

  1. つづりを見る前に音声を聞き、2回リピートしてからつづりを確認する。
  2. 各単語に、短い例文を1つだけ音声つきで入れる。
  3. 目を閉じて音声を聞き、意味を思い出す。
  4. 意味を見て、フランス語を声に出して言う。
  5. 最後に、いちばん引っかかった3語だけ音声をもう一回流し、ゆっくりと自然速度で言い直す。

週に数回でも続けると、気持ちいい変化が起きます。フランス語が「謎の連続ノイズ」じゃなく、「知ってる単語のかたまり」に聞こえてきます。

My Lingua Cards をどう使うとハマるか

語彙に音声をくっつけたまま覚えたいなら、My Lingua Cards でフランス語の単語をスマートなフラッシュカードにしていくのが手堅いです。単語の音声、例文の音声、そして「今日何を復習するか」を決めてくれる間隔反復が揃っています。新しい単語を追加して、フランス語→あなたの言語、あなたの言語→フランス語の両方で回し、繰り返しの面倒な部分はシステムに任せる。まずは無料期間で試して、黙字でつまずきやすい単語だけ小さめのセットにしておくと、次にフランス語を聞いたときに違いが出ます。

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